8 DIMENSIONAL

8つのワークフェイズ
 
1

お客様のリソース整理

最良の企画立案のために、まずお客様のビジネスリソースと課題を十分にヒアリングさせていただきます。課題解決のために、ビジネスの方向性やターゲットを入念にヒアリングさせていただき、お客様のリソースの整理を行います。

2

企画立案・設計

私たちの技術を選別し、また表現を選別します。使うべき機能とUI(ユーザー・インターフェイス)の表現を検討します。また、運用後のタイムラインも想定し、そして統合的なソリューションを組み立てます。お客様のビジネスリソースを最大限に活用し、ビジネスと顧客を近づけるために、最適な展開方針を立案することになります。

ここで、お客様のサイト構築を、静的サイトで運用すべきか、動的サイトで運用すべきかのサイト設計を検討します。WEBサイトには、静的サイトと動的サイトがあります。

静的サイト

HTML / CSS / javascriptだけで構築されているものです。Perl / PHP / rubyなどのサーバ言語は用いずに構築したサイトのことを言います。

動的サイト

Perl / php / rubyなどのサーバ言語を用いてhtmlを生成します。DB(データベース)と連動し、テンプレートに情報を流し込める形式に構築します。
動的サイトは、CMS「WordPress」「MovableType」「xoops」などを用いて構築したサイトのことを言います。このメリット、デメリットは、5.WEBシステム、開発・構築のコーナーで解説しています。

お客様のリソース、課題を検討し、サイト設計を行います。

3

サーバ構築

お客様のWEBサイト・システムを格納するための場所、サーバの選択、また選択したサーバへの環境構築を行います。

4

WEBコンテンツ整理・制作

コンテンツ(情報)は、テキスト、画像、動画、デジタル・ギミック、デザインのすべてであり、それらを駆使し、機能、UIの最適化、仕組み化と表現を同時に考えます。コーポレートサイト / 商品サービス紹介サイト / 店舗紹介サイト / 人材採用サイト / ECサイト / SNSサイト、すべてにわたり、この統合化されたスキルが必要とされます。動画、写真、イラスト、GIFアニメーションのようなビジュアルの使い方も、これに含まれます。

私たちのデジタル端末向けWEBサイトは、全て、スマートフォン&タブレット標準対応としております。

注:WEBサイトは、Google社が「モバイル・フレンドリー」仕様(PC端末用WEBサイトと、モバイル端末用WEBサイトが連携している仕様)であることを標準として検索優位にすることを発表しています。PC用WEBサイトと同時に、モバイル端末用WEBサイトが両立していないWEBサイトは、検索順位において不利なWEBサイトとなりますのでご注意ください。

5

WEBシステム、開発・構築

ICTではユーザーの目に触れるコンテンツ以外に、バックエンドを支えるWEBシステムの構築の技術で、その表現から使い勝手までが変わります。私たちは単なる動作システムの開発ではなく、画面フローや入力項目の位置、表現の自由度、表現の顧客到達度など、UIの人間工学的なユーザビリティー、また、ときに非人間工学的なユーザビリティまでをも検討し、ユーザー・アクションまでの機能の最適化と、遷移の工夫を考えたシステム開発・構築を行っています。

静的サイトで構築するか、動的サイトで構築するかをお客様の課題、目的、顧客ターゲット、運用中の顧客とのコミュニケーションのイメージによって、選択します。

静的サイト

HTML / CSS / javascript だけで構築されているものです。Perl / PHP / rubyなどのサーバ言語は用いないで構築したサイトのことを言います。

メリット

比較的安価に(工数がかからずに)高負荷耐久のWebサイトが作ることができます。セキュリティに強いサイトが構築できます。比較的バックアップが容易です。

デメリット

更新のたびにアップロードの手間がかかります。複数人での更新時に作業が重複する可能性があります。

動的サイト

Perl / PHP / rubyなどのサーバ言語を用いてHTMLを生成します。DB(データベース)と連動し、テンプレートに情報を流し込める形式に構築します。動的サイトは、CMS「WordPress」「MovableType」「xoops」などを用いて構築したサイトのことを言います。
このメリット、デメリットは、下記になります。

メリット

テンプレートと、データが切り分けられていることが多いので、デザイン・リニューアルが比較的容易です。管理画面からの更新が可能になりますので、サイト作成者と、更新者の役割を分けることが可能になります。

デメリット

ソフトウェアのアップデートが必要です。シェアの高い汎用CMSは、ハッカーからの攻撃の対象になりやすいので、セキュリティに気を配らねばなりません。また、CMS構築専門技術者がチューニングしないと性能が上がりきりません。バックアップには比較的、手間がかかります。アップロードした画像、データベースのフルバックアップ等を、WEB無停止状態で行うときは、かなり煩雑な作業になります。静的サイトの変更は、HTMLの修正のみで可能になります。CMSはコンテンツを追加するときにはHTMLを意識することを最小に抑えられますが、デザイン、メニュー等を変更する場合、プログラムが複雑に構成されたファイルを編集する必要があります。このため、CMSの構成プログラムに対する知識量自体が必要になります。管理者をお客様に移譲することのできるCMSが、「簡単更新」などとユーザーサイドにアピールされてきましたが、実際は緻密に組み上げられたWEB設計の成果物ですので、実は使い倒すのにはスキルがいるものなのです。

CMSとは、「コンテンツ・マネージメント・システム」のことで、ちなみに世界標準となったCMS「WordPress」。WEB構築ツールとして「WordPress」をご指定されるお客様もいらっしゃるくらい著名になったオープンCMSです。「WordPress」もいわば、コンテンツ管理のハードルを下げるために開発されたひとつのツールでしかありません。その構成プログラムは練りに練られながら今でも最新の進化をしているツールです。多くの付加機能を構成するプラグインもリリースされ、これを熟知することは、専門の技術者でなければ実はハードルの高いものなのです。
よくある間違われるのですが、CMS=「WordPress」ではありません。CMSは世界中でいくつもが開発され、その中で「WordPress」が、管理のしやすさを目標にしてきたため、著名、かつ汎用に上り詰めたのです。しかしこの「WordPress」も、使う技術者のスキルによって、その仕様は変わり、さまざなプラグインを用いる知見によってWEBシステムとしての機能の落としどころがまったく変わってしまうものなのです。私たちには、この「WordPress」を深く研究した技術者がおります。

そして、お客様の製品、顧客等の仕分け情報を整理し、統合管理する機能の構築がデータベース構築作業となります。お客様が取り扱うコンテンツ(情報)によって、私たちは、最適なデータベースの構築をお勧めいたします。

オリジナルCMS

また私たちは、どのお客様にも「WordPress」等の汎用CMSをお勧めするものでもありません。「WordPress」の持つ管理者入力用のコンテンツ管理画面は、汎用性を目標に構成されているため、お客様のビジネスにとって最適なものとは限りません。コンテンツをマネージしやすいことを目標に設計された「WordPress」の管理画面も、すべてのビジネスそれぞれに最適な使い勝手であるわけでもありません。そこで私たちは、お客様のビジネスに最適な、かつお客様が必要なコンテンツのマネージメントを可能にするオリジナルなCMSを設計、構築する開発、ご提供するサービスも行っております。オリジナルであるがゆえ、コンテンツ入力用の管理画面はそれぞれのビジネスに最適化でき、また汎用CMSに比べ、セキュリティにも強みがあります。

6

UIデザイン制作

WEBサイトは、PC、モバイル端末等の各種端末の画面上で、お客様のビジネスとユーザーが出会うためのものです。ユーザーは端末画面、UI(ユーザー・インターフェイス)を通して、お客様のビジネスと出会うことになります。そこで、最終的な成果は、コンテンツ(情報)とテーマの仕分けをデザイン処理して届けるUIの構成と表現で、その成果が問われます。UIの使い勝手は裏側を走るシステム・機能の選別と選択、連携の工夫によって達成するものですが、ここに最終的なヴィジュアル表現がユーザーに到達する時点での顔であり、お客様のビジネスが競合他社との差別化、ブランディングを向上させるものになります。私たちは、デザイン表現において、最新のユーザビリティの考え方と、UIギミック、トレンドを押さえたデザインを用い、お客様のビジネスに最適なUIデザインの表現をしています。

7

コーディング

制作したコンテンツ(情報)とテーマの仕分けについてデザイン化したものを、WEBシステムに表示させるためのプログラム言語による記述作業をコーディングといいます。テキストはHTML、カラーとレイアウトはCSS、動的な部分はJavaScript(jQuery)等を用いて記述していきます。この作業をマークアップともいいます。マークアップ言語HTMLは現在第5版となり、動画、音声、グラフィックの描画を可能にしています。マークアップ言語の記述の仕方方、仕様自体で検索エンジンの判定が変わるものですので、運用を見越した言語の整理された記述化が必要になります。私たちはWEBコーディング作業を、単なるWEBサイトの公開(アップ)のための実作業という以上に、運用を見据えたマークアップ作業を進めています。

8

WEBサイト運用(運営・保守・管理)

WEBサイトの運用はとかく面倒なもの。使い勝手がいいといわれるCMSの代表格「WordPress」は、今や多くの皆様が名前を知るWEB構築ツールになりました。しかし、「WordPress」を用い構築したWEBサイトをご用意しても、その管理画面の使い勝手は、実は決して一般ユーザーに簡単なものでなく、ご不満をおっしゃるお客様もいらっしゃいます。結果、更新がおぼつかないということも現実の中ではよくあること。PHP言語等でオリジナルサイトを構築させていただいたお客様はもとより、「WordPress」で構築させていただいたWEBサイトも、弊社のスタッフが運用代行をお引き受けしております。

対応範囲

HTML更新画像加工、携帯電話用加工、メールマガジン配信、アクセスログ集計、システムメンテナンス、プログラム更新、システム障害監視、修正、緊急対応。

注:「WordPress」で構築したWEBサイトは、ほぼ毎月セキュリティ向上等を目的としたバージョンアップのため、ベーシックプログラムが更新リリースされます。汎用となった「WordPress」は、その利用者の多さから、ハッカーに狙われる最大の標的にもなっているのです。そのため、「WordPress」で構築したWEBサイトでは、私たちが更新のお手伝いをさせていただく場合、毎月のプログラムのバージョンアップ、更新を行っております。放置されているお客様がいらっしゃいますが、これはセキュリティのために必須のものとお考え下さい。お客様が気が付かないうちに、ハッキングされ、迷惑メールの発信ベースとなっていた、というトラブルが発生した事例もあります。お客様のPC等、端末画面上ではまったく気づかずにこうしたことが起こることもあります。

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